写真:植物園・水族館

歴史・資料館

高知市にある歴史・資料館施設などをご紹介
写真:高知市立自由民権記念館 土佐の自由民権運動の資料を中心に土佐の近代に関する資料を広く収集・保管・展示しています。

高知市立自由民権記念館

写真:高知県立牧野植物園
自由民権運動の高まりの中で生まれた高知市が、その心をいつまでも伝えていこうと、市制100周年を記念して建設。
常設展では、立志社の日本憲法見込案や、板垣退助が岐阜で襲われた時の短刀など貴重な資料を展示。土佐の運動を中心に自由民権運動の歩みを文書、文献、写真、風刺画、模型、映像などを使って紹介している。  
また、自由ギャラリーやアトリウムは演奏会や映画上映会などに広く活用されており、開かれた博物館として、21世紀への新しい自由の発信地になろうとしている。

場所:高知市桟橋通4-14-3 
TEL:088-831-3336
アクセス:土佐電鉄「桟橋」行き電車、「桟橋通4丁目」下車すぐ

旧山内家下屋敷長屋展示館

写真:高知県立牧野植物園
幕末に建てられた山内家の足軽屋敷。本格的な武家長屋として三翠園の庭園横にその姿を残している。国の重要文化財にも指定される全国的にも数少ない建物。幕政後期の土佐藩士や、庶民の生活を知ることの出来る用具や和舟などが展示されている。


場所:高知市鷹匠町1-3-35 
TEL:088-822-6394(高知市教育委員会生涯学習課)
アクセス:土佐電鉄「県庁前」下車、南へ徒歩5分

大川筋武家屋敷資料館

写真:高知県立牧野植物園
約150年前の幕末期に建てられた高知城下に唯一残る武家屋敷で、長屋門・主屋・築地塀・そてつの木が揃って残っている。 この屋敷の持ち主であった手嶋家は、慶長6(1601)年に山内一豊に従って入国した、家禄が250石の御馬廻りで中級の位の武士である。  
市民の長年にわたる保存運動をうけて、平成8年に高知市保護有形文化財に指定され、藩政末期の姿に復原、平成11年4月に開館した。屋敷内に入ると武家の雰囲気や生活をしのぶことができる。併設の資料館には、江戸時代の土佐藩や手嶋家に関する資料などが展示してある。

場所:高知市大川筋2丁目2-15
TEL:088-871-7565
アクセス:高知駅から徒歩10分

高知市旧関川家住宅民家資料館

写真:高知市旧関川家住宅民家資料館
1600(慶長5)年、土佐二十四万石の国主となった山内氏は、それまでの国主長宗我部氏の遺臣たちの勢力を無視することができませんでした。そこで遺臣たちを庄屋として起用したり、また農業を営んでいる遺臣たちにも武士の身分を与えて不平不満を解消しようとしました。そうしてできたのが郷士制度です。
関川家は、織田信長の二子信雄の家臣で徳川姓を名乗っていましたが、将軍徳川家と同姓であるのを遠慮して、関川姓を名乗るようになりました。そして、1790(寛政2)年、郷士となり、分家の数も増えて栄えてきました。 
関川家住宅は分家筋ですが、今に郷士、豪農のたたずまいをみせています。1974(昭和49)年に重要文化財となりました。

場所:高知市一宮中町3丁目11-59
TEL:088-832-7277(高知市教育委員会民権・文化財課)
アクセス:高知自動車道高知ICから車で約5分

高知市濱口雄幸生家記念館

写真:高知市濱口雄幸生家記念館
高知県出身で、初めて内閣総理大臣となった濱口雄幸の生家を復元した記念館です。その風貌、剛健な人柄から「ライオン宰相」と呼ばれ、国民から広く慕われました。1994(平成6)年に高知市史跡に指定され、記念館として開館しました。主屋、蔵、勉強部屋等が修復され、濱口の複製書簡、政治活動に関する資料などが展示されています。

場所:高知市五台山4377
TEL:088-832-7277(高知市教育委員会民権・文化財課)
アクセス:高知駅から車で約20分

高知市寺田寅彦記念館

写真:高知市寺田寅彦記念館
「天災は忘れられたる頃来る」という有名な言葉を残した寺田寅彦は、物理学者でありながら、夏目漱石との親交もあり、多くの随筆を残す文学者でもありました。その寅彦が、4歳から19歳まで過ごした邸宅を復元したのが、この寺田寅彦記念館です。寅彦の勉強部屋の他に、主屋と茶室があり、広い庭には随筆の題材としても登場した各種の草木が、季節折々の表情を見せています。1967(昭和42)年に、邸跡及び居室(勉強部屋)が高知市史跡に指定されました。この記念館の表座敷と茶室は、貸室として活用できるようになっています。


場所:高知市小津町4-5
TEL:088-873-0564
TEL:088-832-7277 (高知市教育委員会民権・文化財課)
アクセス:高知駅から車で約5分・徒歩で約20分

高知市山嶽社資料館

写真:高知市山嶽社資料館
明治時代に、この地域の自由民権運動の拠点だった場所です。板垣退助の秘書として活躍した和田三郎の生家でもあります。自由民権運動の影響を受けた医師・和田波冶・千秋父子が自宅を提供し寺子屋をつくったのが始まりで、後に門下生の高橋簡吉が遺志を継ぎ、民権結社山嶽社を結成し、県下各社と連携をとりながら発展させました。
建物は、1991(平成34)年に復元され、2004(平成16)年に高知市史跡に指定されました。


場所:高知市土佐山西川287
TEL:088-832-7277 (高知市教育委員会 民権・文化財課) 
アクセス:高知市土佐山庁舎から車で10分

高知市春野郷土資料館

写真:高知市春野郷土資料館
高知市春野郷土資料館は、春野地域の歴史、考古、文化遺産等に関する資料館として、1997(平成9)年に開館しました。野中兼山の春野地域での水運・治水事業や、春野出身の人物にスポットをあてて紹介する企画展も行っています。

場所:高知市春野町西分340
TEL:088-894-2805(高知市春野郷土資料館)
アクセス:高知駅から車で40分